三代目の練り込みの器の特徴


 「練り込み」技法の最大の特徴は、『器の模様はひとつとして同じものはない』ということです。また「練り込み」技法で作られた器は、手間がかかる分高額になりがちです。

 しかし、三代目は、より多くの方に「練り込み」の器を知ってほしい、気軽に使ってほしいとの思いから、初代からのマーブル模様、二代目の大量生産の手法を引き継ぎ、今の時代にあった色・使いやすい形にこだわりながら価格を抑え目に製品作りをしています。

 また、「練り込み」技法で作られたマーブル模様が食卓の彩(イロドリ)に加わりながらも、お料理の本来の色彩の邪魔になることのないよう、器の内側はあえて色土が入らない周山製陶所独自の技法で製造しております。

 三代目の「練り込み」の器シリーズ 『彩~イロドリ~』 はこうして生まれました。多くの方の食卓の彩に加わることが出来れば幸いです。